上野駅　常磐線の始発駅 : 東京メジャースポット　関西人のための東京案内

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更新日：2018/08/26

上野駅は、北東方面への玄関口だ。

茨城や福島辺りに出張するときは、たいてい上野駅から常磐線（じょうばんせん）に乗ることが多い。

常磐線は東北の太平洋側の海沿いを走っている路線で、この辺りには部品工場も多い。

また首都圏向けに野菜などを作っているところも多い。

東北地方というと、どうしても戦前の一次産業中心というイメージがあったのだが、今は様々な企業の工場や下請け・孫請け企業もたくさんある。

なので、関西人が思う以上に、北関東や東北方面へ出張する機会は多い。

私の場合、北関東弁が苦手だったので、あんまり一人では出張したくなかったが。

さて、上野は、江戸以前は特に栄えていた地域ではない。

上野が栄始めたのは、寛永寺（かんえいじ）が築かれ、徳川将軍の墓が造られるようになって以来だ。

上野は江戸城の鬼門の北東側にあるため、鬼門封じとして寛永寺が建立され、歴代将軍の墓がここに造られた。

そしてその門前待ちとして、上野が発展し始めたと言うことだ。

ただ、明治維新後に、旧幕府軍と新政府軍の戦いがあり、寛永寺や上野一帯は焼き払われてしまった。

そして上野一帯は東京府の管轄となり、上野公園が造られた。

また日本鉄道（にっぽんてつどう：私鉄）が上野から青森方面に向かう線路を敷いたため、東北方面の玄関となった。

上野駅周辺には、博物館や美術館が多い。

などがある。

上野動物園ももちろん忘れてはならないが。

また東方向に30分ほど歩けば、浅草・浅草寺がある。

東京スカイツリーも見える。