中野ブロードウエイ

中野(なかの)ブロードウエイも、全国的に知られたスポットだろう。

 

中野ブロードウエイは、JR中野駅(中央線/中央総武線)から徒歩5分にあるビルの名前だ。

 

中野駅は、新宿駅からおよそ10分弱の距離で、都心部からのアクセスは良い。

 

4つのプラットホームと8つのレールがあって、中央線(快速線)、中央総武線(緩行線)、東京メトロ東西線の3路線が乗り入れている。

 

中野駅って、こんな大きな駅なのかと、ちょっとビックリするね。

 

さて、中野ブロードウエイは、奥まった場所にあるため、最初はなかなか見つけにくい。

 

中野サンモール商店街というアーケードがあるのだが、その中を進んだ突き当たりにあって、200メートルくらい歩く。

 

中野ブロードウエイは、地下1階から4階までが店舗、5階から10階までがマンションという複合ビルになっている。

 

中野ブロードウエイ 地図

 

中野駅があるJR中央線には、高円寺(こうえんじ)、阿佐ヶ谷(あさがや)、荻窪(おぎくぼ)、吉祥寺(きちじょうじ)など、東京の下町っぽい街が並んでいる。

 

東京の下町というと、上野や浅草辺りのことを指すので、本当は下町でも何でもない山の中なのだが、中央線沿線には、江戸の大火や関東大震災で移住してきた人々が作った街が多い。

 

そのため、地域的には下町ではないが、江戸情緒や東京の下町の雰囲気を受け継いでいる。

 

そしてこの中央線沿線には、アニメ制作会社や、作家、芸人、ミュージシャンがたくさん住んでおり、「中央線文化圏」を作っているのだという。

 

中野ブロードウエイは、そういう沿線文化の一つの頂点に立った場所と言うことらしい。

 

中野ブロードウエイ 周辺地図

 

中野ブロードウエイ 施設概要

 

中野ブロードウエイが開業したのは1966年で、すでに50年もの歴史がある。

 

建てられた当初は、芸能人や売れっ子作家が住む高級マンションで、今で言う六本木ヒルズみたいなものだ、とか書いてあるサイトもある。

 

しかし実際に行ってみると、商店街の奥にあるただの古ぼけたビルに過ぎない。

 

4階までの店舗スペースも、ゴチャゴチャしていて、シャッターが閉まっているところもたくさんある。

 

4階などは、いわゆる「シャッター通り」みたいな感じで、人通りもない。

 

ところがこの雑居ビルには、アニメ、フィギュア、マンガなどのサブカルチャーの店が集まっていて、オタクの聖地となっている。

 

また、古い映画のポスターや資料、テレビ番組の台本などを扱う店もある。

 

ブリキのおもちゃだとか、ソフトビニール製の怪獣だとか、そういった古いオモチャを扱っている店もある。

 

と言っても元々は、そういうオタク向け、マニア向けのビルではなく、飲食店や雑貨店などが入居していたらしい。

 

しかし様々な不況で撤退する店が多く、店舗スペースのシャッターが殆ど閉まっていた時期もあったらしい。

 

ところが1980年代初めに「まんだらけ」という漫画専門の古本屋が店を開いたことで、オタク達が集まるようになったのだという。

 

宇宙戦艦ヤマトの劇場版が公開され(1977)、第2作の「さらば宇宙戦艦ヤマト」(1978)が大ヒットしてロングランしていた少し後の時期だ。

 

ヤマトの大ヒットにより、アニメ専門誌のアニメージュが創刊されたり、アニメ声優にもスポットライトが当たり始めた時期と重なる。

 

そこで「まんだらけ」はアニメグッズなどにも手を広げ、中野ブロードウエイの空き店舗に、ドンドン専門店を増やしていったらしい。

 

そのため今も中野ブロードウエイの中には、まんだらけの支店が30店舗近くあるという。

 

一方、まんだらけの成功と集客力を見た他の古物商も、続々中野ブロードウエイに進出してきた。

 

その結果、中野ブロードウエイは、オタクの聖地となり、サブカルの聖地となったわけだ。

 

 

中野ブロードウエイ 紹介動画

 

中野ブロードウエイ 交通アクセス

JR中央線(快速)/中央・総武線(緩行線)、東京メトロ東西線 「中野駅」北口より徒歩5分。
中野サンモール商店街つきあたり。

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