亀有(かめあり) 

亀有(かめあり)も、耳馴染みのある地名だ。

 

かつて少年ジャンプで連載されていた、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の舞台がここだ。

 

亀有の名前を広めた功績もあって、JR常磐線の亀有駅前には、主人公の両津勘吉の銅像が設置されている。

 

このマンガでは、子供の喜びそうな最新のグッズの話と、江戸情緒たっぷりのお祭りの話などが混在している。

 

そのため、東京外の人間には、亀有は上野とか浅草の近くというイメージがある。

 

ところが実際の亀有は、上野から電車で30分以上かかる距離にある。

 

葛飾柴又と同じく、東京都の北東の端に近くて、そこそこ離れている。

 

渋谷からだと、50分もかかるようなところなのだ。

 

亀有(かめあり) 広域地図

亀有(かめあり) 下町情緒が伝わった町
※地図データ(C)2018 Google,ZENRIN
※Googleマップで詳しく見る→亀有(かめあり) 広域地図

 

漫画のイメージだと、浅草とか、両国の近くにありそうな感じだけど、地図で見てもかなり離れてるね。

 

ただ、亀有が江戸情緒たっぷりに描かれている原因は、実はある。

亀有(かめあり) 周辺地図

亀有(かめあり) 下町情緒が伝わった町
※地図データ(C)2018 Google,ZENRIN
※Googleマップで詳しく見る→亀有(かめあり) 周辺地図

 

亀有は、江戸時代までは「亀梨」と呼ばれていた。

 

亀梨は、水戸街道の最初の一里塚が置かれた村で、決して栄えていた場所ではない。

 

しかし明治になると、水量が豊富な中川(なかがわ)に近い亀有に、工場が建てられ始めた。

 

工場には従業員が必要なので、周辺の地域から人が集まってきた。

 

さらに関東大震災や、第二次世界大戦で、都心部が壊滅的な被害を被った。

 

ところが亀有周辺は、被害が小さかったため、上野や浅草に近い土地から、どんどん人が移り住んできた。

 

そうして亀有を中心とした葛飾区には、移住してきた人たちによって、江戸の下町情緒が伝えられたのだ。

 

吉祥寺(きちじょうじ)も、江戸の大火で江戸っ子が移り住んで出来た町だったが、亀有もそうだったんやね。

 

亀有の紹介動画

 

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