都内の有名建物と観光スポット記事一覧

銀座は、日本一地価が高い街として知られている。銀座があるのは、JR山手線の有楽町駅の東側で、東京駅とも近い。この辺りには、日本橋、京橋など、江戸時代から栄えた街が多く、高級宝飾店や高級飲食店、ハイブランドの店が軒を連ねている。銀座という地名の由来は、江戸時代に銀貨の鋳造所が造られ、銀の売買が行われたことによる。もともと銀貨鋳造所は京都の伏見にあったのだが、家康の地元の静岡の駿府(すんぷ)に移転した...

築地(つきじ)も、関西人にとっては、分かりにくい場所だろう。日本一の魚市場だというのは知ってるけど、果たしてどこにあるのか。実は築地は、銀座の近くにある。銀座は東京駅近く、有楽町辺りにあるのだが、そこから南東方向に道なりに下ったところが築地だ。そのまま進むと隅田川の河口に出るのだが、その途中にある。江戸前の海から獲ってきた魚を荷揚げして、銀座の高級料亭に魚を売る、みたいな感じなのかな。しかし調べて...

日本橋(にほんばし)も、たまに耳にする地名だ。東海道などの街道の起点となる場所で、江戸幕府が整備した五街道の起点だ。現在も国道1号線(東海道)、4号(日光街道)、6号(水戸街道)、14号、15号、17号(中山道)、20号(甲州街道)の起点は、日本橋の橋の真ん中と定められている。因みに、大阪市内にも「日本橋」という地名はあるが、読み方が違って「にっぽんばし」と読む。大阪の日本橋のあたりは「でんでんた...

東京で、江戸情緒を感じたいなら、まず浅草(あさくさ)だろう。そして浅草で有名なのは、浅草寺(せんそうじ)の「雷門」(かみなりもん)だ。赤い大きな提灯が架かっている雷門は、海外からの観光客にも人気の観光スポットだ。裏側には「風雷神門(ふうらいじんもん)」と書かれていて、こちらがこの山門の正式名称だ。さて、浅草寺は、浅草観音という別名を持つお寺で、観音菩薩を本尊とするお寺だ。浅草寺の歴史は古く、都内最...

浅草界隈には、浅草寺仲見世の他にも、様々な観光スポットがある。浅草花やしきや、浅草六区(あさくさろっく)がそれだ。花やしきは日本初の遊園地と言われ、大阪の「ひらかたパーク」と双璧を為す。日本で初めてローラーコースターを導入した遊園地だ。コースターの速度はさほど速くないが、建物すれすれに走るローラーコースターは、意外に迫力がある。「花やしき」は元々、植木商が営む植物園からスタートしていて、そこに様々...

合羽橋(かっぱばし)を目当てに上京する人もいるかも知れない。合羽橋には、日本一の道具街があり、外国人観光客にも人気のスポットとなっている。かっぱ橋道具街は、包丁だとか鍋だとか、茶碗だとか皿など、厨房で使う業務用品の専門店がたくさん並んでいる。業務用品の専門店ではあるが、問屋や卸売り店ではないため、一般の人でも買うことができる。また、海外の料理人が来日した折には、必ずと言って良いほど、包丁などの刃物...

東京タワーは、言わずと知れた東京のシンボル的存在だ。通常は赤と白でカラーリングされているが、夜は様々な色でライトアップされている。東京タワーには2つの高さの展望台があって、大展望台(メインデッキ 地上150m)特別展望台(トップデッキ 地上250m)となっている。どちらの展望台も有料だが、トップデッキに上がるには、トップデッキツアーというのに申し込む必要があり、料金も3倍くらいする。また東京タワー...

東京スカイツリーは、634mの高さを持つ、世界最大級の電波塔だ。2012年に開業し、新しい東京のシンボルタワーとなっている。スカイツリーが建設されたのは、新しい600m級の電波塔が要望されたからだ。テレビがデジタル放送に移行し、携帯電話の電波利用が進む一方で、東京には高層建築物が次々と建設されたため、東京タワーからでは、電波が届きにくい地域が増えた。そのため、大高度から電波を流すために、新しく巨大...

東京ビッグサイトも、ビジネスマンとしては年に一回は行く場所だ。東京ビッグサイトは、東京国際展示場というコンベンションセンター(見本市会場)の愛称で、それぞれの業界が年に数回、展示会や新商品のセミナーなどを行っている。因みにコンベンションセンターというのは、見本市や展示会が開けるホールと、たくさんの会議室の両方がある施設のことで、関東だと、千葉の幕張メッセや、横浜のパシフィコ横浜などもコンベンション...

上野動物園とは、恩賜(おんし)上野公園の中にある動物園だ。恩賜上野公園の中にあるので、正式名称は、上野恩賜動物園である。恩賜(おんし)というのは、君主から賜ったモノという意味で、日本で言えば皇室から賜ったものということになる。しかし一般的には「上野動物園」と呼ばれていて、上野恩賜動物園とは滅多に呼ばない。というのも上野公園はもともと徳川家の菩提寺の一つの「寛永寺(かんえいじ)」があった場所だからだ...

東京ドームは、プロ野球の読売巨人軍の本拠地だ。日本初の屋根付き球場として建設され、1988年にオープンした。1989年が平成の始まりだから、ほとんど昭和の最後の年に出来たんだね。東京ドームは屋根付き球場だが、屋根は太陽テントという会社が作った、二重構造のテント膜で出来ている。このテントを常に膨らませるため、球場内は空気圧を常に高めており、球場内に入ると、内側から強い風を感じる。原理は理解できるけど...

神宮球場(じんぐうきゅうじょう)も関西人には耳馴染みの場所だ。正式には「明治神宮野球場」で、神宮外苑内のスポーツ施設の一つだ。神宮外苑(じんぐうがいえん)というのは、明治神宮の外庭といった意味で、非常に緑が多い。因みに明治神宮は、明治天皇の業績を後世に残そうという功績を後世に伝える目的の神社だ。なので明治神宮は、明治天皇の陵墓(りょうぼ)ではない。明治天皇の陵墓は京都の伏見にあり、ここにはないのだ...

新国立競技場は、2019年12月に完成した6万人収容の陸上競技場だ。2020年の東京オリンピックのメイン会場として、陸上競技などが開催される。競技トラックには、反発力の高いイタリア製のゴムシートが採用され、好記録が出やすい仕様となっている。またフィールドにはられた芝生も、水はけの良い粒の揃った砂地を使用しており、水たまりが出来にくい構造になっている。新国立競技場は、1964年の東京オリンピックのメ...

両国国技館(りょうごく・こくぎかん)も、東京の観光スポットだ。両国国技館は、大相撲の本拠地で、所在地はもちろん両国だ。両国国技館では、年に3回、大相撲の本場所が行われる。大相撲は年に6回の本場所があるが、1月・5月・9月が、両国国技館で行われる。その他は大阪・名古屋・福岡で行われる。1月 「初場所」3月 「春場所(大阪場所)」5月 「夏場所」7月 「名古屋場所」9月 「秋場所」11月 「九州場所」...

高尾山(たかおさん)は、東京都にある標高599mの山だ。かつては、標高603mとか言ってたが、なんだかんだで低くなった。東京の小中学校では、一度は高尾山に遠足に行くようで、春や秋の遠足シーズンは、小学生で賑わっている。高尾山は国定公園に指定されている地域で、バーベキューやキャンプは出来ない。また植物採取や、鳥を捕まえたりも出来ない。もともと高尾山は聖なる山で、真言宗薬王院(しんごんしゅう・やくおう...

日本武道館(にっぽんぶどうかん)も、様々なイベントで使われる場所だ。日本武道館は、昭和の東京オリンピックの際に、柔道の会場として造られた。日本武道の振興のために造られ、年に一度、日本の武道(柔道・剣道・弓道・相撲・空手道・合気道・少林寺拳法・なぎなた・銃剣道・古武道)が集まって演武会や錬成大会が行われる。天井の一番高いところには日章旗が掲揚されており、これを下ろすことは許されていない。メインの大道...

代々木第一体育館は、国立代々木競技場の施設の一つだ。体育館が二つあり、大きい方が第一体育館、小さい方が第二体育館になっている。代々木第一体育館は、昭和の東京オリンピックが開催されたとき、水泳会場として使われた施設だ。かつては高飛び込み台もあり、水泳競技全般に使われた。現在は、水泳競技場としては使われず、バレーボールや格闘技、コンサートの会場として使われる。代々木第一体育館 広域地図代々木体育館では...