首都高速中央環状線とは

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中央環状線とは、首都高速中央環状線(C2)の略だ。

 

首都圏3環状9放射の一つで、3つの環状線の中では一番内側を走っている高速環状道路と言うことになる。

 

一つ外側が外環道(がいかんどう)、一番外にあるのが圏央道(けんおうどう)だ。

 

ただ3環状の他にも、中央環状線の内側に「高速都心環状線」という名前の環状道路がある。

 

都心環状線は、皇居のすぐ外側を走る、一周15km弱の環状路線だが、首都高のナンバリングでは、都心環状線に<C1>、中央環状線に<C2>という記号が振られている。

 

この都心環状線が、とにかくもう激混み路線だ。

 

というのも首都高速道路は、この都心環状線から放射線状に拡がるように伸びていて、路線を乗り換えて反対側に進むには、どうしても都心環状線に乗り入れないと行けないからだ。

 

そのため、都心部に用がない車もどんどん入ってきて、それで毎日毎日、大渋滞が発生しているらしい。

 

首都高の計画を立てたときには、都心を素通りして自動車やトラックが行き来するなんて、全く想定外だったんだろうね。

 

そこで都心環状線の渋滞を緩和するために、首都高速中央環状線が計画され、2015年になってようやく全線が開通した。

 

ただし環状線と言っても、実際は首都高速湾岸線を含めた話で、西は大井ジャンクション、東は葛西ジャンクションで、湾岸線に接続しているのだが。

首都高 路線地図

中央の皇居と永田町あたりをぐるっと取り囲むように走っているのが、都心環状線。

 

その外側のグレーのラインが中央環状線。

 

首都高 路線地図

首都高 路線地図
※首都高は、一番南の1号羽田線から、時計回りに番号が付いているが、8番は欠番になっている。

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