東名高速(とうめいこうそく)とは
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東名高速(とうめいこうそく)とは、東京と名古屋を結ぶ高速道路だ。
関西方面から車で東京に来る場合は、必ずと言って利用するのが東名高速だろう。
2017年現在、愛知県の豊田東JCTから、神奈川県の御殿場JCTまで、新東名高速道路が開通している。
ただしその先の計画は、神奈川県の海老名JCTまでで、そこから東京都心部に入るには現在の東名高速を使うことになる。
東京の都心部に入るには、用賀ICから首都高3号渋谷線に乗り入れる。
横浜や千葉方面に向かう場合は、東京町田ICで高速を出て、保土ヶ谷バイパス(自動車専用道路)に入って、ゴチャゴチャと乗り継ぐ。
ただし保土ヶ谷バイパスは、現在、日本で最も渋滞している道路の一つだ。
2020年頃には、横浜青葉ICに横浜環状道路が接続され、首都高湾岸線を通って、東京湾岸エリアや千葉方面へのアクセスが良くなる予定になっている。
※2020年3月に横浜北勢線が完成して、横浜青葉ジャンクションから横浜港や第3京浜、首都高湾岸線への進入が簡単になったため、かなり流れは変わった。
東名高速 路線地図(左下の赤いライン)
保土ヶ谷(ほどがや)バイパスとは
保土ヶ谷バイパスとは、国道16号線の一部で、東京の町田市と、横浜市の保土ケ谷(ほどがや)を結ぶバイパスだ。
国道16号線は、横浜市西区を起点にする一般国道で、神奈川県、東京都、埼玉県、千葉県をぐるっと回って、千葉の木更津(きさらづ)まで走っている。
横須賀と木更津のフェリーを含めると、一周が完成する環状道路になる。
場所によって「横須賀街道」とか「八王子街道」とか「東京環状道路」などと呼ばれ、バイパス道路もあちこちにある。
東名高速から横浜駅付近に入るには、町田ICから保土ヶ谷バイパス(国道16号線)に入り、横浜横須賀道路から国道1号線に入る。
さきほども書いたが、東京都心の渋滞を避けて東京湾岸や千葉方面に向かう場合も、同じように町田ICから保土ケ谷バイパスを通り、横浜新道から首都高・横羽線に入る。
お台場や千葉方面に行くには、横浜駅付近を通らないで湾岸線に入る方が良いのだが、2017年時点では難しかった。
町田ICの次の横浜青葉ICからの連絡線が、2020年頃に完成したら、こちらから湾岸線に入ると便利になる。
※2020年3月に横浜北勢線が完成して、横浜青葉ジャンクションから横浜港や第3京浜、首都高湾岸線への進入が簡単になったため、かなり流れは変わった。