関越道とは ルートと渋滞ポイント
更新日:
関越道(かんえつどう:関越自動車道)とは、関東と新潟を繋ぐ高速道路だ。
関越道は、東京と新潟を結ぶ上越新幹線に併走していて、首都圏と日本海側を結ぶ大動脈道路だ。
道路のルートとしては、東京都練馬区 から埼玉・群馬を通って新潟の長岡市まで続く。
関西で育つと、新潟というのは、福井県や石川県より北にある県で馴染みが薄いが、東京から新潟は、意外に近い。
新潟県エリアは、江戸時代には日本一の人口を誇っていた地域で、明治維新以降、新潟から東京に出てきた人も多いと言うこともあるかも知れない。
と言っても距離にすると、およそ250kmもあるから、東京-大阪間の半分弱といったところか。
関越道 渋滞時期と渋滞ポイント
関越道が渋滞するのは、主に春から秋にかけての季節だ。
これはつまり「雪が降らない季節」ってことだな。
冬になると新潟県側が大雪になって通行止めの多くなるため、交通量が減るかららしい。
一方、関越道で渋滞するポイントは、練馬インターチェンジの上りと、高坂サービスエリア(上り・下り)周辺だという。
関越道で一番混んで渋滞が起こるのは、練馬インターチェンジ付近だ。
練馬インターチェンジは、関越道の東京側の終点に当たり、新潟県側から東京都に入る「練馬上り」で、ほぼ一年中、渋滞が起こるという。
この最大の理由は大きく分けて二つあるという。
練馬インター 渋滞の原因
- 関越道は、首都高速に乗り入れていないので、練馬から出るしかない。
- 大泉ジャンクションで外環道に接続しているが、通行料金500円払うのが嫌
東京から放射線状に伸びている高速道路は、ほとんどが首都高速に接続しているが、関越道は接続していない。
元々は首都高10号線ができて、そこに乗り入れる予定だったのだが、10号線の建設計画が頓挫したまま、全く進む気配もない。
一方、外環道は、埼玉や千葉方面に向かうのであれば便利だが、東京都内に入るには意味が無い。
でも料金500円を追加で払わないといけないので、練馬終点まで行って降りるってことらしい。
もちろん、外環道の神奈川方面行きが開通したら、そっちへ行く人も多くなるんだろうが。