東関道水戸線とは
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東関道(とうかんどう)とは、東関東自動車道の略称だ。
主に千葉県内を走っている高速道路で、市川市(いちかわし)にある「高谷(こうや)ジャンクション」を起点としている。
高谷ジャンクションは、首都高湾岸線の東の端であり、外環道の千葉ルートも延伸して接続した。
つまり東関道は、首都高湾岸線、外環道という、メジャーな自動車道に直結しているワケやな。
そのため、千葉方面に向かう車やトラックは東関道を通る。
ただし東関道は、道路名がちょっと分かりにくい。
というのも東関道には2ルートがあって、ほぼ別々の道路として認識されているからだ。
まず成田など千葉県の内陸部を経由して、茨城県の水戸へ向かうルートをとるのが「東関道水戸線(みとせん)」だ。
水戸線は当初は「新国際空港(成田空港)」へのアクセス道路として計画されており、元々は「新空港自動車道」という名前で整備が始まった。
現在は、成田空港から先に延伸して、茨城県の水戸市方面へと伸びている。
成田空港の先では圏央道(けんおうどう)に接続しており、圏央道経由で常磐道や東北道にもつながる。
一方、館山線(たてやません)というのもあって、これは東京湾岸を南向きに走っている。
館山線は、東関東自動車道館山線という名前が付いているが、実質は京葉自動車道の延伸区間だ。
なので東関道とは呼ばずに、館山道とか館山自動車道と呼ぶ。
こちらは「館山道(E14 たてやまどう)とは」でまとめる。
館山線が別名で呼ばれるって事は、東関道と言えば、原則的に水戸線のことを指すって事らしい。
東関道は、さっきも書いたとおり、成田空港ともつながっており、圏央道ともつながっている。
また湾岸道や外環道ともつながっているため、常磐道のバイパス道路としても注目されている。
よく分からないがJR常磐線や常磐道って、よく事故で止まる印象が強くて、そういうときは東関道で迂回せよって事らしい。