海ほたるパーキングエリアとは
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海ほたるパーキングエリアとは、東京湾アクアラインの途中にある海の上のパーキングエリアだ。
千葉県木更津市(きさらづ)の沖合にあり、住所も「木更津市中島地先海ほたる」となっている。
東京湾アクアラインというのは、神奈川県川崎市と、千葉県木更津市を結ぶ、東京湾を横断する自動車専用道で、およそ15kmの道のりだ。
その3分の2は海底トンネル「東京湾アクアトンネル」で、残りの3分の1が橋梁構造「アクアブリッジ」になっている。
その海底トンネルと高架道路の接続部が、「木更津人工島」で、通称「海ほたる」だ。
海ほたるPAは、木更津側の入り口から約4.4kmの距離にある。
海ほたるパーキングエリアの外観 木更津側から
大型車90台、小型車400台が駐車できるスペースがあり、様々な飲食店やアミューズメント施設ある。
東京湾アクアラインを走るハイウエイバスもあり、海ほたるPAにもバス停がある。
Uターンできる経路もあり、木更津側から入って木更津側に戻ることも可能になっている。
料金は、通り抜ける場合もUターンする場合も同じだ。
ただしUターンする場合は、料金支払いにちょっと注意点がある。
東京湾アクアラインの川崎側には料金所がなく、支払いは海ほたるパーキングエリアの料金所で払う。
川崎側から入った場合は、木更津に行く場合も川崎にUターンする場合も、海ほたるパーキングエリアの料金所で支払って進めば良い。
ただし木更津側から入った場合は、Uターン証明書を海ほたるパーキングエリアの料金所で受け取り、それを木更津側の出口で提出しないといけない。
風の塔とは
東京湾アクアラインにある人工島は、海ほたるだけではない。
風の塔と呼ばれる川崎人工島がある。
この人工島は、アクアライン上に最初に造られた人工島で、海ほたるは実は2番目だ。
風の塔は、遠くから見ると帆船の帆のような形をしているが、普段は人が入ることができない。
というのもこの塔は、アクアラインの換気口であり、業務用施設だからだ。
風の塔は、川崎区浮島の沖合およそ5km に建っていて、人工島の直径は約100mもある。
竹を斜めに切ったような塔が大小二本あり、大きな塔から給気し、小さな塔から排気する。
大塔の高さは90メートルほどあり、遠くからよく見えるように青白のデザインになっている。
川崎人工島(風の塔)