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圏央道(けんおうどう)には、給油やトイレが大変な区間もある
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圏央道(けんおうどう)とは、首都圏中央連絡自動車道の略称だ。
都心から40km~60kmも離れた地域を走る環状道路で、全線で300kmにも及ぶ自動車専用道路だ。
圏央道は、横浜、厚木(あつぎ)、八王子(はちおうじ)、川越(かわごえ)、つくば、成田(なりた)、木更津(きさらづ)などの大きな都市を連絡している。
そしてそのせいもあってか、パーキングエリア間の距離が非常に長い区間があって、給油やトイレ休憩が大変な区間もある。
一番問題になっているのが、茨城県内にある江戸崎パーキングエリアと菖蒲PA間で、なんと76kmもの間隔がある。
所要時間は約1時間だけれど、実はコレは渋滞していないときの所要時間だ。
この辺りは暫定2車線区間(片道1車線)になっており、渋滞も多い。
2024年を目処に4車線になる予定だが、とにもかくにもこの区間ではトイレも給油所もない。
なんでこんな杜撰な計画になったのかはよく分からんが、さすがにちょっと酷いね。
圏央道(首都圏中央連絡自動車道)の地図
※国土交通省・関東道路整備局HPより引用
圏央道を関西で言うと?
圏央道は、都心から40km以上も離れているので、かなり田舎も走っているのだが、この辺りは関東のベッドタウンでもあって、通勤時間1時間くらいかけて東京の職場に通う人も多い。
参考までにグーグルマップに大阪を中心に半径40kmの赤い円を描いてみたら、以下のような感じだ。
明石・三田・丹波篠山・京都・名張・高野山・泉南あたりをつないでぐるっと走っている外周道路のような感じだね。